「ザ・ソーシャルデザイナー」- Design for Real Needs - 参加者 5
名古屋造形芸術大学デザイン学科卒業後、名古屋テレビ事業株式会社に入社。 現在報道ニュース、ドキュメンタリー番組等の音声、撮像業務に携わる。 限られた時間と、制約のなかでいかに的確な情報を伝えるかが大切な仕事。取材現場では多くの人との出会いがあり、そこで経験した感動や哀しみといった気持ちをどのように表現するか日々修行中。将来は多くの人達に映像を通じ私の思い、考えを少しでも伝えることができる報道カメラマンになりたいと考えている。
久世 耕資 Kosuke Kuze
多摩美術大学講師、デザイナー。三菱電機デザイン研究所にてPC関連機器、AV機器、携帯電話、空調機器、調理、家事家電等のプロダクトデザイン、カーナビ、カーオーディオ、工作機械等のインターフェイスデザインを行う。使いやすくてわかりやすい、社会と日常の生活を支えるためのデザインを通じて気づいた社会やコミュニケーションの仕組みを、ワークショップ等の体験的な学びとしてデザイン教育の現場で実践している。情報の構造化と表現、コンテンツに加えて、ものごとの仕組みを知りデザインすることが重要だと考えている。
矢野 英樹 Hideki Yano
1990年 シカゴ大学電子メディア学科卒業 1990年―2000年 グラフィックデザイン事務所勤務(東京) 2002年 イリノイ工科大学コミュニケーションデザイン修士課程修了(シカゴ) 2003年 グラヴィティータンク(シカゴ)デザイン戦略担当 優れたデザインは、人道的かつ強い問題意識、完成後をイメージする力、取り組み前と後の状況をしっかりと理解することから生まれる。私自身、カメラとノートを手に人々の様子を観察することからプロジェクトを開始する。その時、私が情熱を注いでいるタイポグラフィや絵柄は、よりいっそう明確でシンプルなコミュニケーションのために、二の次となる。
ロバート ゾルナ Robert Zolna
1971年ウィーン生まれ。1990年インスブルック工科大学卒業(建築専攻)。2000-02年スタジオM. Fuksas, A. Aymonino(ローマ)勤務。2003年Pool Architects(ウィーン)に勤務。2004年リンデンタール・アンド・ハーバーラント・アーキテクツ設立。 私の建築が目指すのは、人々を集わせ、互いへの好奇心を呼び起こし、匿名性や、人の無関心さに抵抗すること。誰も疎外しないこと。自然とエネルギー資源に配慮すること。ユーザーを心地よく、また幸せにし、活気を生み出すこと。各プロジェクトが持つ責任を認識すること。ネットワークづくりを通して周囲と情報を交換し、視野を狭めないこと。大きな予算がなくても良質かつ革新的な建築を提供すること。
ジュリア リンデンタール Julia Lindenthal
1978年ウィーン生まれ。2001年ウィーン応用芸術大学にて建築学を修了。ネットワーク社会や文化転換の分野における建築には、持続可能な方法で推進するための新しい戦略が必要である。社会には多様な「プレイヤー」が参加することを考慮しながら、新しい制作プロセスを提案し、さらに発展させなければならない。現在は、プログラム的かつインフラ的な障害を解消することが、仕事の出発点となっている。
ルディガースピン Rudiger Suppin