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「ザ・ソーシャルデザイナー」- Design for Real Needs - 参加者 2

wada デザインプランナー。オランダ・デザインアカデミーアイントホーフェン修士課程にてDROOG DESIGNに師事。帰国後、フリーのデザイナーとしての活動を経て、現在広告代理店勤務。デザインディレクションからコンセプトメイキング、執筆活動まで、様々なデザイン価値を新しい形でユーザーと共有するための活動を展開している。

ワダ ケンジ
Kenji Wada

「CONTEXTUALIZED OBJECTS」
ユーザーが創り出したデザイナーのための写真集
これは決してデザイナーのためのアイデア集ではない。創作能力の高いオランダではデザイナーが生み出した製品も時間が経つにつれて変化してしまう。せっかく意図してデザインされた製品もユーザー次第で失望的な姿にも。格好良い機能的な製品に見飽きてしまった現代のデザイナーには刺激的な内容となっている。

よいデザインを生み出すためには単にモノを沢山創れば良い訳ではなく、そして正しいデザインという答えを見つける行動でもなく、「どうして良いのか」を考えるコトをユーザーは元よりデザイナーとも共有・再認識していく必要があるのではないでしょうか。
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tetsu

ヴィンセント チッコーネとオオシマ アイコによるデザイン制作活動のユニット。フランス・パリ国立装飾美術学校(ENSAD)グラフィックデザイン科卒業のチッコーネと、同修士過程修了のオオシマは、学生時代の出会いと共同制作をきっかけに、2004年にTetsu (Paris)を立ち上げて共にデザイン活動を開始。コンテクストを捉え、人と人の関係性・創造と対話を生むために、日々考え、制作を展開。これまでコーポレートデザイン、イベントや展覧会のサイン計画・出版物、辞書のコンテンツデザインに着手。

Tetsu(Paris)
オオシマ アイコ&
ヴィンセント
チッコーネ


フランス国語辞書「新ル・プチ・ロベール2007」の
コンテンツデザイン
フランス国語の知的創造の道具として最も一般的に使われているル・プチ・ロベール辞書。「現代の辞書・中高生にも見やすく、わかりやすい辞書にしたい」という依頼のもとに、2007年度版のコンテンツのリ・デザインを手がける。増え続ける生きた言葉の文化・社会変化のニーズに答えるような辞書の最新において、そのインターフェイスを創るという役割を担うデザインは、とても豊かで複雑な情報の建築デザインである。常にコンテクストと「今」を見つめ、人々に、創造につながる提案をしたいという一貫したモチベーションをもって着手する。再構築されたコンテンツとデザイン提案が、新たに、コンテンツとデザインの一体としてのフォルムに再編成されて、社会にモノとして提案される。
 
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kitazaki

現在、香港教育大学(香港九龍)デジタルメディアデザイン学部4年生。2005年にイコグラダデザインウィーク(香港)、2006年IdcN企画、国際若手デザイナーワークショップに参加し、多くの知識を身につけるとともに、自身の視野を広げることができた。特にデザイン活動に取り組む姿勢として、何が正しく、正しくないのかを知った。ワークショップ参加以前にはビジュアルインパクト、芸術性の高さに集中をしていたものだが、もっとも優先されるべきことは、ユーザーが何を求めているか、であると気づいた。

チャウ チウ マン
エミリー
Chau Chiu Man
Emily

Chinese New Immigrants in Hong Kong
バスの中で、(中国)本土からの移民を見る香港っ子たちの目つきや何やら文句を言うのを目撃する度に、彼ら香港っ子がなぜそのような反応を見せるのか、私には分かる。しかしよく考えてみると、新たな移民たちにそのような判断を下してしまうのはフェアなことではないと思える。(中略)全く馴染みのない場所で生きるために苦労をしている彼らを見下すのはあまりに残酷なことである。私たちは、そうする替わりに、仲のよい社会を作るための手だてを見つけるべきだと思う。
現在、私はこのような移民の人々の手助けをできるような、素晴らしいデザインやソリューションを持ち合わせてはいないが、香港で今何が起きていて、どのような人々が助けを求めているのかを考えている。将来、私のクリエイティビティが社会のために何か貢献することができたらと思う。
   
 
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タイポグラファー、タイプデザイナー、タイポ・アーティスト 1998年、エルサレム(イスラエル)ベツアレル芸術デザインアカデミー、ビジュアル・コミュニケーション・デザイン科を卒業後、「オデッド・エゼル・タイポグラフィー」を設立。 受賞作品:IdcN国際デザインコンペ金賞(2000年)、台湾国際ポスターデザイン・アワード(台北、台湾)審査員特別賞(2005年)、TDC52 ニューヨーク・タイプ・ディレクターズ・クラブ・コンペ優秀賞(2006年)

オデッド・イザル
Oded Ezer

 
「私は、自分のことを、何かを隠ぺいしてしまうのではなく実際の姿をそのまま映し出しながらそれを変化させたり、再形成したりすることのできる能力を持つ人間と考えている。この能力をビジュアルな行為としてばかりでなく、政治的行為としても捉えている。私の仕事は、商業的デザイン、タイプフェイス・デザイン、実験的デザインに分けられる。商業デザイナーとして、私は、クライアントの要望に応える者である。タイプフェイスのデザイナーとして、私は瞑想者である。・・・」(後略)

Beit-Hilel, Hebrew text font, 2006
Shalvata, Hebrew text and display font, 2006
Meoded, Hebrew text and display font, 2006
Taagid, Hebrew text and display font, 2006
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carlosgonzalez

ヌエボ・厶ンド大学(UNUM)グラフィックデザイン学科卒業。ピーター・ポーチ、U.G.サトー、マーチン・ヴェネツキー、ウーヴェ・レシュといった著名なグラフィックデザイナーの下で学ぶ。現在メキシコ国内の広告代理店のためのクリエイティブ・アート・ディレクションを行う。また、クリエーティブ・ディレクターとして「CG Design」主宰。またメキシコ各地の大学で教鞭を取る。教授内容はグラフィックデザイン・ワークショップ、デザインとイメージ理論、広告、クリエイティビティ、写真、イラスト、及びグラフィックデザインの学位論文指導。

「名古屋Design Do!2002」ビジュアルデザイン部門銀賞

カルロス
マヌエル
ゴンザレス
マンハレス

Carlos Manuel
Gonzalez
Manjarrrez
 
プロジェクト: ソーシャルポスター

プロジェクト: ソーシャル・スチューデンツ・デザイン
ヌエボムンド大学(メキシコシティー)

プロジェクト: 天国のビジョン
自然環境保護広告

プロジェクト: 広告キャンペーン
タイトル:   刻一刻(こくいっこく)
クライアント: アストラ・ゼネカ社
プロダクト:  Nexium i.v.(酸分泌ポンプ阻害剤)

私にとってデザインは、社会的妥協である。誰かが口に出して言えないことや多くの人々が口に出して言いたいと思っていることをデザインが代弁できるかも知れないと思う。だが多分問題は解決しない。しかし少なくとも、私は、それについて何かをしたと感じる。そして「より公明正大な社会を求める大衆の声になる」という初心を胸に、特定のテーマの下に開催されるポスター・ビエンナーレやグループ展に参加するのである。
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IdcN開館10周年記念事業

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