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Conference

「ザ・ソーシャルデザイナー」- Design for Real Needs - 参加者 1

nagura

1998年名古屋造形芸術大学デザイン学科卒業後、フリーのグラフィックデザイナーとして活動。2002年?05年まで西春町(現・北名古屋市)と名古屋芸術大学による共同プロジェクトN/N(エヌツー)のグラフィックデザイナー兼運営スタッフとして、デザインやアートの力でのまちづくり活動に参加。こども向けワークショップやデザインの展示を多数企画するとともに、立体物のデザインやローカルヒーローのデザインをするなどグラフィックに留まらない多彩な活動を展開している。

名倉 剛志
Tsuyoshi Nagura

町健康戦隊ニシバルカン
愛知県西春日井郡西春町が町民に対して行う健康促進キャンペーンのキャラクターデザイン。当初のターゲットとされた子どもたちや親だけでなく多くの世代に受け入れられ、PR効果は大きかった。現在は西春町と師勝町が合併し北名古屋市となったが、名前を一新し「庁健康戦隊ニシバルカンS」として活躍中。
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miyakawa

宮川成門=岐阜県産業技術センター
名古屋造形芸術大学卒。97〜岐阜県工芸試験場、98〜岐阜県生活技術研究所、06〜現所属と公設試験研究機関に勤務。様々な使い手のニーズに基づいたデザインについて調査研究に携わり、地場産業への普及を行っている。
主な研究:『障害者の在宅就労に配慮した木製デスクの開発』『障害児の心身の発達成長を促す木製遊具の開発』(岐阜県生活技術研究所)主な活動:車いすユーザーと木製家具メーカーによるデザイン研究会の推進(岐阜県生活技術研究所)

宮川 成門
Naruto Miyagawa

障害児の心身の発達成長を促す木製遊具の開発
子どもは遊びを通していろいろな感覚や知識を身につけていく。しかし、発達障害のある子どもは、一般的な玩具を用いた遊びが難しい場合があるため、療育現場では、発達段階に配慮した玩具を用いることで指導効果をあげている。このような点に着目して、発達障害のある子どもにも遊べる木製遊具の提案を行った。
(作品写真01)スイングボード:寝そべって使うブランコ。座るのが困難な子供にも揺れによる重力刺激を与えることができる。
(作品写真02)ボウリングゲーム:軽くボールを押すだけで遊べるボウリングゲーム。「つかんで転がす」といった行為が困難な子どもでも遊ぶことができる。
(作品写真04)おもちゃの展示会開催
   
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kitazaki

武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業後、富士ゼロックス(株)ヒューマンインターフェイスデザイン開発部に入社。卒業制作では、色を和音に置き換える装置で、視覚障碍者と色の新しい関係性を研究。入社後は、PCアプリケーションやタッチパネルのインターフェイスデザインをはじめ、将来の暮らしや仕事のスタイルを新しい技術とともに提案していくアドバンスデザイン活動を行う。人と情報と環境、それぞれの自由で楽しい関係性をつくっていくことを目指している。

北崎 允子
Masako Kitazaki

Otopen-新たな感覚の探索、AdvanceDesign、ArcWizShare
「otopen-新たな感覚の探索」2003年 色を音階に変換して出力する装置を作成し、視覚障碍者の方に使用していただく。音で色を理解する新たな感覚を、次々と獲得していく様子を記録したドキュメンタリー。
「AdvanceDesign」2003年〜 セルフフォトによるワーク観察、プロトタイプと演技を用いたスキットなど、"人"を中心にした独自の視点とアプローチで、人とドキュメントの未来をデザインする活動。
「ArcWizShare」2006年 オフィスにおける大量の文書をWEB上で共有・管理するウェブアプリケーション。機能や表示にカスタマイズ性をもたせ、ユーザー自らが好みのUIをつくれることが特徴。2006年Gマーク受賞。
   
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1978年生まれ。名古屋市立大学大学院芸術工学研究科・修士課程修了。2002年、中日新聞社編集局デザイン課へと入社。情報時代におけるマスメディアの新スタイル構築のためのデザイン手法論の戦略的導入を目指し、制作活動を行う。2006年8月、同社を退社。現在、大阪大学大学院工学研究科・川崎先端デザイン研究室にて研究サポートメンバーとして活動中。

小川 直茂
Naoshige Ogawa

『時のおもり visualization』
本作品群は、中日新聞・朝刊文化面にて2003年より約3年間にわたって連載された、時評『時のおもり』のグラフィックスである。単に文章に付随・従属する挿絵としてではなく、「情報理解性の促進」「印象性・象徴性の向上による、人とメディアとの能動的コミュニケーションの誘発」、さらに「テクストとビジュアルの関係性をデザイン的視点から再構築することでの、情報媒体としての新たな価値の創出」までを意図し、その中心核的な役割を果たすデザイン成果物として制作に取り組んでいる。
新聞という、マスメディアの典型的性質を備えた存在に対して、視覚的アプローチにもとづく統括的デザイン手法論の導入と実践を試みた事例である。

Copyright(C)Naoshige OGAWA, The Chunichi Shimbun, All Rights Reserved.
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早稲田大学理工学部建築学科卒業。同大学院修士課程(都市計画専攻)修了後、M日本総合計画研究所を経て、2006年古川亮太郎建築設計事務所を設立。建築・ランドスケープ・アーバンデザインなど、幅広い領域で活動中。
建築、ランドスケープ、アーバンデザインを通して、人と環境、人と人、人と物の相互的な関係を生み出す環境を目指している。現代社会の中でバラバラになった糸を繋ぎ合わせることにより、かつて日本の集落や民家や庭園といった環境があたりまえに持っていた、人と物と環境の間の細やかな相互関係を取り戻したい。

古川 亮太郎
Ryotaro Furukawa

国立の家、 中国瀋陽唯美品格住宅小区
1.「国立の家」(2006)
母親(60代)と息子夫婦(30代)・双子(3歳)の2世帯3世代の2つの家。個人・家族のそれぞれを完全に独立させた上で、家族間や環境との繋がりを持たせるという関係が、配置から詳細計画までさまざまなレベルで重層的に計画されている。
2.「中国瀋陽唯美品格住宅小区」(2004)(遼寧省景観賞受賞)
 大規模な住宅地のランドスケープ計画。平面的で無機質になりがちな住環境の中に、変化に富み人間の五感に働きかける抽象化された自然環境を持ち込むことで、水・石・植物などを通じた環境との関わりや住民同士のコミュニケーションを生む日常の居場所を計画した。(日本総合計画研究所内作品)
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IdcN開館10周年記念事業

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